Floors go up and down, and marbles run.
ハンドルをまわすと床が上下してビー玉を移動します。
ビー玉は元の場所に戻りずーと移動します。

メカはシンプルです。同形のカムを逆につなげただけです。
溝のある床が交互に上下するだけです。3x3で9個のカムが9個の床を動かします。
今回軸はステンレスのドリルロッドにベアリングを付けました。
金属軸は木を削ってゆくためベアリングが必要になります。
企画展示では自由に動かしてもらいます、当然摩耗ねじれがきます。
少なく見積もって会期中1000人がハンドルを10回転すると1万回転です。
年間3会場まわると3万回転です。木ではもちません!

歯車も3枚のクルミ板を集成しました。

久しぶりだったのでまちがいました。床のサイズで軸間が決まりますから
それに合わせて歯車を設計、計算ミスで合わない!
ベアリングは0.1mm位しか誤差を許しません。木ですと0.5mmでも楽です。
おまけにベアリング用のビット、フォースナービットは先端が見ずらくおまけに老眼。
歯車も軸受けも2回作り直し、本来ジグを作るべきですが同じ物を作る気ないし!

パーツ数はケッコウです、おまけに同じ物ばかり、苦手です。
カムは1軸分をひとまとめにします。
パーツを軸に固定するのにエンザートという金具を使います。
1つはそれほどの値段ではありませんが数が多くなると厳しい金具類です。

4x4で16個のカムが床を動かします。ビー玉は蛇行して戻ります。

カムの動きを見せるつもりで窓を開けましたが塞ぎました。
位置が低すぎ指を入れるとカムで挟まれる可能性があるためです。
子供だけではなく危ない大人も多い今日この頃!

ベースの箱は松ですがパーツ類はクルミ、栗、朴、ケヤキなど固木です。
強度もそうですがエンザートを打ち込むには柔木では効きません。
たまにビー玉が立ち止まります。真球ではないからです。
2-3個同時に置いて動かすと次の玉がさぼった玉をこずいて動かします。
それはそれで面白いです、が、たまにコロンと落下します。
設計が甘かった!
単純なカムの上下なので逆転も可能、無理に逆転させて壊される事も多いのです。